2020年02月20日、アベ禍クルーズ船内の日本2020/02/20

[FB] に載せたものをそのまま転載。ちょうどこの日付、まずいことが集中的に現れていると思うので。
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投稿はできるだけ控えようとしてきたが、今日はもう歯止めが効かない。とんでもないことばかり起きて(それも一連の出来事の一コマ一コマだ)これは欠かせないとつい連投。

コロナウィルス対策の、前から言った「阿呆船化」の迷走が今日の「下船」に至り、その迷走ぶりを居直りごまかすだけが政府の役割になっていることが露呈しているが、その迷走居直りさえ、他の重大悪事の煙幕に使われている。もはやどれが煙幕か、泥沼の引っ掻き回しかの区別もつかない状態で悪事だけが、官邸とそれにしがみつく自民党とヒラメ官僚たちによって押しくらまんじゅうのように進められている。

 今日は籠池裁判の判決日だった。大阪地裁は国や大阪府から補助金を「詐取」したとして有罪判決、懲役5年だ。しかし、なぜ国有地が格安で売られ、そんな補助金まで出たのか。それは国や大阪府の役人が、アベやアキエのお墨付きをもつ人物に破格の便宜を図ったからであり、これは「首相案件」だった。だから、この件で重要なのは、アベやアキエへの忖度から国有地を二束三文で払下げ、補助金まで付けた国や大阪府の役人たちの「背任」だったはずだが、それはすでに「全員不起訴」になっている(その間、汚れ仕事をやらされた国税職員が自殺している)。そして、結果、アベに盾つくことになった籠池夫妻だけが懲罰を受けることになった。検察も裁判所も、公正や正義より、国家機関の末端として政権を守るべく(政権に触れないように)振舞ったということだ。

 そして、「桜を見る会」前夜祭のアベの国会答弁が野党質問に対するANAホテルの回答で明確に否定され、さすがに「これで詰み」と見られていたその翌日、自民党がANAホテルに猛圧力をかけ、ANAは一日で屈服することになった。そうして日本中ニューオータニ化(へえ、お上の言うことに間違いはございません。お上の言うことですから。以後もよろしくお引き立てを)。自民党は総力をあげて幼稚な全能感(わたしが総理なのだから)に浸るアベの不正を守っている。自分たちの地位も利権の甘み(甘利?)も、今ではアベの無法・権力私物化にかかっているからだ。

 さらに、東京地検検事長の定年延長問題をめぐり、独立性を保つはずの人事院でさえ、アベの意向を守ろうとする森法相の圧力で前日の答弁撤回、黒川検事長の定年延長根拠に関して、法務省の見解との齟齬をなくそうとした。

 官僚はヒラメと言われるがそんなに生易しくない。和泉洋人首相補佐官とスイート・タッグを組む大坪寛子大臣官房審議官などは我が世の春、週刊誌でもアイドルなみ、今も厚生行政に私権を振るって、何の咎めを受けていない。(下村、萩生田入試・教育利権も)

 そうしたことすべてが今後も永久に咎められないよう、つまりやったこともやっていることもすべて問題化されることがないよう、この状態が「正常化」されるよう、黒川検事長の検事総長就任が公然と準備されているのだ。それをチェックできる人事院が今日落ちた。答弁する女性職員を、茂木何とか大臣が後ろからヤジる。

 これが、「解釈改憲」閣議決定5年後の日本の姿である。これを糺すすべがいまの日本の社会にはないのか。
まさに暗黒、ダーク極まる日本だ。そのダークをかき消すと思われているのがオリンピック、原発事故(事故はあれで終わったのではなく始まったのだが)を忘れさせる、そのオリンピックにコロナウィルスも押し流して突入しようとしている…、熱暑が予想される東京湾のドロ海を扇風機で掻き回して…。

遠くかすかに、贈賄以来、ロンドンが代替開催地として静かにスタンバイ…と聞こえるが、どうなることか打つ手なしで瓦解の道になだれ込む、嗚呼我故国……